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*地球表層動態学（堆積学�検� [#hf2f54e5]
#menu(担当講義と実験MenuBar)
**堆積物測定学 [#ud18ec7e]
-粒度分析
--粒度の定義
--測定手法
-粒子形態と配向
--測定手法
--数値化手法
-スカラーデータの基本統計学
--データの表示
--基本統計値
--検定・区間推定・相関
-2次元角度データ
--データの表示
--基本統計値
--検定・区間推定・相関
-3次元角度データ
--データの表示
--基本統計値
--検定・区間推定・相関
--角度データの行列表示（ビンガム統計学）
-形態データの多変量解析
*堆積岩の粒子配列研究法 [#hf2f54e5]
**重力流の堆積学 [#abd073a5]
-流れの中で働く粒子サポートメカニズム（乱流）
-流れの中で働く粒子サポートメカニズム（濃度効果）
-流れの分類-Middleton, Takahashi, Iverson, Mulder
-混濁流モデルと支配する無次元数
-土石流モデル-Pratsonの1相流，Iversonの2相流，Sassaの液状化レイヤーモデル, 粒子要素法
-Flow Transformation問題
-堆積構造の考え方-LongitudinalとVertical
-デューン問題
-塊状構造
-トラクションカーペット
-マッドクラストとアウトサイズドクラスト, 混濁流のトラクション問題
-粒子配列
-重力流の逆解析
-水中重力流が作る堆積システム概論
-海底谷の形成-混濁流の安定性解析と自己加速
-海底斜面の前進-泥タービダイト？
-海底扇状地モデルの多様性-Lobe と Channel
-海底チャネルの安定性
-海底チャネルの蛇行パターン
-ローブのスイッチング
-Mass Transport Complex
-海底扇状地と海水準変動
-ファンデルタ
-重力流の発生-ハイパーピクナル流？Breaching？Flow transformation?
-土石流の挙動-ハイドロプレーニング，プログレッシブなフリーズ，瞬間的フリーズ
-混濁流の挙動-現世で観測された混濁流とHyperpycnal flow
-Bouma sequenceとLowe sequence
-ブラジルナッツと分散圧
**堆積岩の粒子配列解析入門 [#ta3ae612]
堆積物粒子の長軸の配列パターンを粒子配列（grain fabric or grain shape fabric）と呼ぶ．粒子配列の形成は堆積物の運搬作用に強く影響されるため，結果として，堆積岩粒子配列にはさまざまな地球科学的情報が含まれるようになる．例えば，粒子配列解析からは，堆積物を運搬した流れの古流向や堆積作用の性質，そして堆積岩物性の異方性などを読み取ることができる．
**関連ページ [#d22afff9]
#related
***配布資料 [#se564de3]
[[堆積岩の粒子配列解析入門:http://turbidite.secret.jp/PDF/sedimentology4/Sed4-1.pdf]]
**粒子配列の形成メカニズム [#ef960f7d]
粒子配列（オリエンテーション・インブリケーション）の形成メカニズムは低濃度流れと高濃度流れで異なる．低濃度流れでは，流入・流出粒子の粒子長軸の配向性によって粒子配列が形成されるため，粒子配列のフラックスを考慮することで粒子配列形成メカニズムを理論的に扱うことができる．一方，高濃度流れでは粒子衝突・粒子回転作用により粒子配列が形成される．高濃度流れは急激に停止するため，粒子配列形成メカニズムをモデル化するためには，移動中の粒子の配向方向を考慮する必要がある．
***配布資料 [#fd6c3c47]
[[粒子配列の形成メカニズム:http://turbidite.secret.jp/PDF/sedimentology4/Sed4-2.pdf]]
**粒子配列測定法 [#p64b59a8]
堆積岩粒子の測定法には，粒子個別測定とバルク測定の２種類がある．粒子個別測定（Particulate method）とは，堆積物粒子それぞれを何らかの方法で認識し，測定を行う手法の総称であり，代表的手法としては画像法がある．粒子個別測定は粒子配列の詳細な特性を明らかにできるが，測定には長い時間と手間がかかる．一方，バルク測定（Bulk method）は，粒子配列に強く影響される何らかの堆積岩物性を測定し，そこから粒子配列を逆に推定する手法である．代表例としては，帯磁率（初期磁化率）異方性（Anisotropy of Megnetic Susceptibility）法が挙げられる．バルク測定は短時間に大量のサンプルを測定することができるが，粒子配列の詳細な特性は隠されてしまう．
***配布資料 [#d401b7fc]
[[粒子配列の測定:http://turbidite.secret.jp/PDF/sedimentology4/Sed4-3.pdf]]
**２次元方向データ解析概論 [#j94bf0b8]
取得された粒子の方向データを処理し，研究に活用するためには，２次元方向データの統計的な取り扱い方を知る必要がある．ここでは，角度の基礎統計学として，
+データの表現方法：どうやって角度データをグラフに表せば良いのか？
+記述統計：どうやって角度データを統計値（平均・分散）に要約するか
+有意性の統計的検定：測定値は有意な優先配向方向を持つか？それともランダムか？
+２標本間検定：２つのデータセットに相違があるか？
+区間推定：母集団の平均方向はどんな範囲にあるか？
を学習する．
***配布資料 [#a5075a52]
[[２次元方向データ解析概論:http://turbidite.secret.jp/PDF/sedimentology4/Sed4-4.pdf]]
**参考：堆積学データ解析入門 [#rb1cb748]
-堆積学データの数値化
--粒径，粒形，ベッドフォーム，層厚，堆積相
--形を数値化する：標識点解析，楕円フーリエ解析
-データの表示
--円グラフ，棒グラフ，箱ひげ図，ヒストグラム，散布図
-記述統計
--平均，分散，標準偏差，変異係数，歪度，尖度，加重平均（加重分散）
-統計的検定と推定
--母集団と標本
--点推定
--統計的検定とは何か
---帰無仮説と対立仮説
---第一種過誤と第二種過誤
---有意水準と検定力
--平均値の検定
--χ二乗検定
--ブートストラップ法
--区間推定
-相関と回帰
-堆積学でよく使われるデータ解析法
--対数比（log-ratio）解析
--多変量解析
---重回帰分析
---主成分分析
---クラスター解析
--マルコフ鎖解析
---マルコフ鎖解析のχ二乗検定
---Embedded Markov chain analysis
--スペクトル解析
---FFT
---MEM
---Wavelet
--地球統計学
---Krigingによる空間分布推定
***配布資料 [#jcde4bea]
[[堆積学データ解析入門:http://turbidite.secret.jp/PDF/sedimentology4/Sed4-X.pdf]]
