#menu(担当講義と実験MenuBar)

*ナチュラルヒストリーの概要 [#re86dd99]

ナチュラルヒストリーは学芸員資格取得のための実習ではありますが,資格の取得だけを目標としているのではありません.博物館での実習を通じて,社会教育のあり方なについて学ぶことも目標にしています.そもそも,自然を正しく観察・記録し,自然の仕組みを学ぶということが科学の出発点です.この出発点に人々が立つために,博物館が各地域に存在しています.博物館で受ける1週間ほどの実習は,大学では受けることのない貴重な体験になります.

残念ながら千葉大学にはこの実習を行う施設がありませんので,学外の博物館に実習を依頼しています.実習には生物系と地学系の2コースの実習が用意されています.

**履修資格 [#w38d2300]
博物館概論,博物館資料論B(自然史系)または博物館資料論D(環境科学系),博物館情報・経営論を履修した理学部学生を対象としています.

*実習先の選択 [#y354c6df]

**選択肢1:千葉大学非常勤講師の先生方にお願いする [#k46531f2]
江口誠一先生(千葉県立中央博物館)、佐々木猛智先生(東京大学総合研究博物館)、植村和彦先生(国立科学博物館:新宿。実習希望が無い時は実習が無くなる)、兼子尚知先生ほか(産業技術総合研究所4名の先生が担当します;旧地質調査所地質標本館;主に地球科学科の学生とする)などの博物館・同相当施設の研究者に非常勤講師をお願いして実習を行っています。実習は講義と異なり、一人の先生が3名程度の学生しか指導できません。実習に非常勤講師の先生が数名いますが、それらの先生にお世話になる学生は20名以内です。全ての学生の実習参加は無理です。また実習時期、期間、配属先等についても、非常勤講師の先生や博物館の都合により、実習期間が決まり、個人的な都合は考慮されません。また実習の日程は2009年4月以降に決まるために、実習中に他の講義や実験があった場合、どちらか一方の履修を放棄することになります。事前に認識して下さい。非常勤講師の先生の専門などの情報を参照のこと。

**選択肢2:公募されている博物館実習に応募する [#g9d86f7f]
千葉県立中央博物館(公募:先方が調書にて選考)、葛西臨海水族園(公募:先方が調書にて選考)、千葉市都市緑化植物園(募集無い?)、千葉市花の美術館(公募ではない公募ではないが園芸学部又は理学部生物学科植物生態学専攻の学生:千葉大学で3名まで)、川口市立グリーンセンター(受け入れないかも?)、我孫子鳥の博物館、平塚市博物館(公募:平塚市在住優先)、千葉県立現代産業科学館(公募:大学で2名まで)などで実習が行える可能性があります。国立科学博物館(公募:先方が調書にて選考、ほとんど採用されない)。公募の場合、連絡があり次第、http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/~tyamaguc/museum-1.htmlに掲示しますし、希望者にはメールにて連絡可能。その半数以上は公募ですが、必ず公募の連絡があるとは限りません。個人的に公募の有無など確認が必要です。

**選択肢3:個人交渉を行う [#mf8ed4c2]
以上の他に個人的に博物館と交渉しても実習が可能です。ただし上記の非常勤講師をお願いしている博物館と個人的な交渉をしないで下さい。そのような博物館で実習を希望する学生は、まず、自分で博物館と交渉して下さい。実習を受け入れてくれる場合は、実習学生名、所属学部、学科名、自宅住所、自宅電話番号、博物館名、館長名、所在地、電話番号、FAX電話番号、交渉の担当者名、博物館実習実施時期、期間を記入する書類(書式あり)を山口に提出して下さい。実習の依頼は、自分の所属学部の学務係(または教務係)が担当することになっていますので、山口から所属学部・教務係などに連絡します。専門分野を自分で選べ(自分で気に入った分野の博物館を選ぶ)、日程が確認できる。

*実習登録手順 [#e4ae278c]
 教養展開科目・博物館実習A(自然史系・環境科学系)と理学部共通専門科目・ナチュラルヒストリーのガイダンスを以下の日程で同時に行います.

学生は第1回(西千葉)または第2回(松戸)のどちらかのガイダンスに出席し→全員実習希望先(調書)を提出し→選択肢1および2(上記サイトに詳細有り)の学生は必ず最終(振り分け)ガイダンス(西千葉)に出席すること。選択肢3の学生は、実習希望先調書を提出(必須)し、自ら実習先を選ぶのであって、最終ガイダンスには出席する必要はない。

 学生は第1回(西千葉)または第2回(松戸)のどちらかのガイダンスに出席し →全員実習希望先(調書)を提出し→選択肢1および2(上記サイトに詳細有り)の学生は必ず最終(振り分け)ガイダンス(西千葉)に出席すること。選択肢3の学生は、実習希望先調書を提出(必須)し、自ら実習先を選ぶのであって、最終ガイダンスには出席する必要はない。

第1回ガイダンス(西千葉)(理学部以外の学生も参加可)
日時:平成21年10月13日(火曜日)6日(火曜日)午後6時より(約1時間程度)
場所:理学部5号館564教室(6F)

第2回ガイダンス(松戸)(園芸学部以外の学生も参加可)
日時:平成21年10月9日(金曜日)8日(木曜日)午後6時より(約1時間程度)
場所:園芸学部E棟102教室(1F)

実習希望先(調書)を提出(全員):平21年10月13日(火)から10月16日(金)午後6時まで。
PCの電子メール添付にて、メールの宛先の下の件名には22年度実習申し込み または 選択肢3希望 と明記のこと。
調書を提出せず実習を希望する学生は、選択肢3の実習とするか、次年度の実習になる。

最終(振り分け)ガイダンス(西千葉)(選択肢3を希望する学生以外の実習希望者全員参加のこと)
日時:平成21年10月27日(火曜日)午後6時より(約1時間程度)
場所:理学部5号館564教室(6F)

注意事項:

-ガイダンス資料は、実習先博物館または非常勤講師の先生の特色、実習先決定方法などが紹介されている。教員集団が推薦する博物館以外での実習(選択肢3)も可能。学生はガイダンスを受けるか以下のHPの資料をよく読み、実習先を決める方法を熟知すること。

-実習中は、社会教育機関としての博物館の職員と同じ心構えを持ち、服装ならびに言動に十分注意し行動して下さい。

-博物館実習に登録し実習先が決まった後に、無断で実習を受けなくなる学生がいました。このようなことは、厳禁です。以後千葉大学の学生さんをお世話できませんということの無いようにお願いします。


[[ナチュラルヒストリー(博物館実習)]]

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