地学基礎実験Dの概要

千葉県南房総市(野島崎周辺の海岸)において実施する野外実習を通じ、堆積岩からなる地層の重なり方、地層を構成する岩石の特徴の観察を通し、どのような履歴で形成されたかを考察する。野外で採取した試料やデータの処理方法の基礎を学ぶ。

目的・目標

この実験は、地球・資源と環境に関する科学技術の基礎的な知識を身につけることを目的とする。目標は、(1)深海底に堆積した新生代の地層観察を通じ、地層の重なり方の基礎ならびに岩相の違いから堆積環境の違いを学ぶ、(2)礫岩層を観察し、礫種、形状、当時の古地理等を参考に、礫の起源と運搬・堆積機構を考察する、(3)野外・室内観察で得られたデータをレポートとしてまとめる手順と体裁を学ぶ、である。

授業計画・授業内容

1.ガイダンス(実験全体の進め方、スケジュール、野外実習で観察される地層と岩石に関する基礎)

2.千葉県南房総市野島崎における野外実習

3.野島崎に露出する礫岩層から採取した礫の分類と観察

4.水門データの整理と解析手法

5.コンピュータを用いた地球物理学的データの整理と解析手法

教室・日程など

授業シラバス


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Last-modified: 2010-04-05 (月) 13:58:06 (5129d)